UFO推進原理と実験


 UFOの研究を始めて、私が最初に到達した結論は「UFOの推進原理にはプラズマと磁力が関係している。」でした。
 しかしどうやってそれを推進力などに応用しているのでしょうか?


実験1.電子ジェット
 最初に考えたのは電子を機体の後方からジェット機の様に噴射する事でです(図1)。 機体の前部をプラス極にし後部をマイナス極にし、全体を磁極化する事で電子の起動は閉じ込められ「電子ジェットエンジン」になると考えました。
 このアイデアははもう10年以上も前になりますが、当時は実験設備が無く実験できませんでした。
zikken1
図1

 数年前になんとか実験装置を揃えて実験して見ましたが結果は無反応でした。形状や組み合わせを多数試しましたが何も変化しません。 しかも電圧と電流をあげると後部から前部へアーク電流が流れ機体が揺れる現象が発生しました。
 無反応の原因は電子の質量が極めて小さく、電子をいくら噴射しても推進力はほんの微々たる物にしか成らないためだと結論付けました。

  このアイデアは推進剤が必要というイオンクラフトの欠点を克服する物だったのですが、 推進力得るためにはイオン(荷電粒子)を噴射した方が遙かに推進力があり、電子では非現実的なようです。 イオンクラフトはリフターと呼ばれる実験的な飛翔体の推進原理であり人工衛星などで実用化されています。

実験風景
souti1
この怪しさ満載が好きです(笑)。
souti2
真空ポンプで減圧した真空槽(デシケータ)内で
放電してます。
souti3 souti4
ガラスやアクリル板で作ってたのですが、
溶けたり燃えたり割れたり良く壊れます。
数十種類ぐらい作りました。


実験2.渦電流と磁界
 次に考えたのは「機体の外部で渦電流を発生」させ、これと機体内部で発生した磁力を作用させる事です。
 これは素晴らしい方法に思えましたが、渦電流を発生させる手段が解決出来ませんでした。 電磁界中の電子やイオンのドリフト運動にも注目しましたが、実験装置が貧弱過ぎて話になりません。 まともな実験にするには核融合装置並みの装置が必要だと感じました。
 ただ機体外部で電流が流れると言う発想は有望だと思えました。電流が発生する磁界は強力であり、 電子やイオンの運動による反作用は微々たる物だからです。機体の外部を流れる電流を使えれば、大きな推進力が得られると感じました。


実験3.電磁誘導電流と磁界
 次は高周波で機体周囲に「電磁誘導で渦電流を発生」させる事を考えつきました。 しかし回路を作る事が困難で実験装置もなんとか完成し実験しました何も起きませんでした。しかも回路がすぐ壊れてしました。 可能性は有るかも知れないと思っています。
『特願2008-99767 明 細書図 1図 2』。
souti5
回路を作るのは良い勉強になりました。
回路は出来ても実験するとすぐに壊れるので
壊さない回路にするのが難しい。
souti6
今は亡きネコも、なつかしい…


実験4.放電と磁界
 そしてもっと積極的に電流を使う事を考えました。空間に電流を流せば、その電流は磁界を発生しており安定しようとします。 それはあたかも慣性を持つ様に振る舞う事が、これは今までの実験で何度も確認されていました。
 つまり空間に電流を流す事で、その電流が作った場を利用できる事になり、これと機体が発生した磁界を作用させれば機体に強い反作用が生まれるはずです。 理論的にも可能性が高いと思われます。つまり「放電」をもっと積極的に発生させる事にしました。
『特願2008-331388 明 細書図 1図2図3
souti7
放電は人を惹き付けます。
souti8
水中実験も何故か惹かれます。
次はフリーエネルギーかな(笑)

 そう思って放電実験を続けたのでしたが、電力がしょぼ過ぎる事に気付きました。 所有してる実験装置では15kボルトで一時的に1アンペアが限界でした。一時的と言ったのはすぐブレーカーが落ちるからです。 この時の磁界と電流の受ける力を計算して見ると、力は1グラム以下でした。 これでは推進力が発生してるかどうか見極めは困難です。
 放電させるには低気圧環境でも数千ボルトは必要です。 しかもはっきり分かる推進力を得るためには10アンペア以上の電流は最低でも欲しい所です。

 しかしこの条件が今の実験装置で作れません。 1万ボルト10アンペアだとしても10万ワットにもなります。家庭用の電力設備で実験することは到底不可能でしょう。
 欲を言えば100万ボルトに1万アンペアぐらいの電源を使いたい。しかしこんな装置は日本に数える程しかありません。 しかも大きい倉庫並みの実験装置になります。

 放 電は最初は高電圧が必要ですが、いったん電弧(アーク)が出来てしまえば電弧を維持する電圧は少なくて済みより大電流を流す事が可能です。 磁界と電流の受ける力は電流に比例するので、電圧は低い方が効率は良いと言えます。低電圧による安定した放電が理想です。
 これが突破口になると思われましたが、調べて見ても大気環境下で放 電を容易にするという研究はほとんど有りません。さらに放電実験では実験装置がすぐ壊れます。 なにしろアーク放電は溶接にも使われますので1000度以上の高温です。 ガラスは割れ配線は溶け樹脂は燃え、電源と実験装置どちらも困難という壁に突き当たりました。


 頭の中では改良型が生まれ新たに特許申請もしているのに、効果的な実験が出来ずにはっきりとした成果が現状では出そうにありません。 実験装置を作り実験しても成果が確認できないまま日が過ぎました。

 「JAXAや電力系企業に書類を出してみようかな・・・」

(つづく)

そんなわけで援助募集中(orz) 連絡先:exa@pipi.jp
2010.6.12
アダムスキー型UFO考察(形状について)(必見!)
UFOのテクノロジーとは
UFO推進原理と実験(このページ)
用途と形態
アダムスキーが撮影したUFO写真は本物だ! UFO推進原理の解説。
ホーム